身体の寸法を直接測るのが億劫だったり、着用時のシルエット感を確実にイメージしたい場合は、すでにクローゼットにある「最も自分に似合っている服」を平置きして測るアプローチが最も手堅い。
平らなテーブルや床の上に服を広げ、シワをしっかり伸ばす。ボタンやファスナーはすべて閉じておくのが鉄則だ。測るラインは、左の肩の縫い目(袖と身頃の接合部)の頂点から、右の肩の縫い目の頂点までの直線距離。これがその服の「肩幅(仕上がり寸法)」になる。
オーダースーツを手掛ける職人も、顧客の好みの着心地を把握するために手持ちの愛用着を採寸することが多い。ネットで購入したい商品の仕上がり寸法と、自宅で最もフィットしている服の数値を照らし合わせれば、試着せずとも着心地のギャップを極限までゼロに近づけられる。