茨城県土浦市のなだらかな丘陵地帯に広がるこの18ホールを手がけたのは、世界的なゴルフコース設計の鬼才、ピート・ダイである。彼の代名詞ともいえるアンジュレーションに富んだフェアウェイ、枕木で縁取られたバンカー、そして視覚的な錯覚を生み出す池の配置は、訪れるすべてのゴルファーに冷徹なプレッシャーを与える。
力任せのドライバーショットは、ここでは通用しない。フェアウェイの幅は一見広く取られているように見えても、狙うべきルートは針の穴を通すような正確さが求められる。グリーン周りに待ち構えるポットバンカーや、巧みに隠されたグラスバンカーは、わずかなミスショットすら容赦なく飲み込んでいく。ピート・ダイが仕掛けた幾重もの罠と対峙するとき、ゴルファーは自身のマネジメント力を試されていることに気づかされる。