近年、健康管理やボディメイクに励む層の間でバスマティライスが主食として積極的に選ばれている背景には、明確な栄養学的エビデンスが存在します。一般的な日本の白米(短粒種)が食後血糖値を急上昇させやすい高GI食品(GI値80以上)であるのに対し、バスマティライスのGI値は50〜58前後の「低〜中GI」に分類されます。
高アミロース米であるバスマティライスは、消化酵素によって分解されにくく、難消化性デンプン(レジスタントスターチ)を自然に多く含みます。これによりインスリンの過剰分泌を防ぎ、脂肪の蓄積を抑えつつ腹持ちの良さをキープすることが可能です。さらに、後述する伝統的な「湯取り法」で茹で汁を捨てる調理プロセスを経ることで、表面のデンプンが溶け出し、実際の摂取カロリーおよび糖質実効値を一般的な白米よりも約20〜25%カットできる利点があります。