生理の悩みは「多すぎる」ことだけではありません。1周期の経血量が20ml未満と極端に少ない状態を「過少月経」と呼びます。ナプキンの表面にうっすらと血がつく程度で、1〜2日で生理が終わってしまうようなケースがこれに該当します。
経血量が突然少なくなった場合、まず考えられるのが急激なストレスや極端なダイエット、過労による女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の分泌低下です。脳の視床下部や下垂体がダメージを受けると、排卵が正しく行われず、子宮内膜が十分に厚くならないまま剥がれ落ちてしまいます。
また、妊娠初期の着床出血を少量の生理と勘違いしている可能性や、甲状腺機能の異常、子宮内の癒着(アッシャーマン症候群)が原因である場合もあります。「出血が少なくて楽だから」と放置せず、周期や基礎体温の記録をつけて原因を突き止めることが大切です。