旅館や相撲部屋の「おかみさん」の真実!役割と語源から見る知られざる実態

旅館や相撲部屋の「おかみさん」の真実!役割と語源から見る知られざる実態

今注目を集めている 旅館や相撲部屋の「おかみさん」の真実!役割と語源から見る知られざる実態について、主要な情報をご紹介しています。

Q1:旅館の「女将」になるには特別な資格や学歴が必要ですか?
A1:国家資格などの必須資格はありません。旅館の家庭に生まれて事業承継するケースのほか、一般企業の会社員やキャビンアテンダント、ホテルマンなどを経て女将へ転身する例も増えています。ただし、着付け、接客マナー、防火管理者、食品衛生責任者などの実務資格や知識は現場で不可欠となります。

Q2:相撲部屋のおかみさんに給料は支払われているのですか?
A2:日本相撲協会からおかみさん個人に対して直接給与が支払われる仕組みはありません。部屋を運営するための「相撲部屋維持費」などの各種助成金や親方の収入の中から、部屋の運営費・生活費として賄われているのが実情です。そのため、法的には親方の事業主活動を支える専従者や内助の功という位置付けになります。

Q3:「おかみさん」と呼ぶのは失礼にあたる相手やシチュエーションはありますか?
A3:一般的な会社の女性社長や、近代的なシティホテルの女性総支配人に対して「おかみさん」と呼ぶのは不適切です。伝統的な日本旅館、料亭、相撲部屋、または下町の個人商店などに限定して使う呼称であり、ビジネスホテルや洋風の宿泊施設では「支配人」「マネージャー」と呼ぶのが正しいマナーです。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。