眞島秀和のパブリックイメージを決定づけ、幅広い世代のファン層を獲得した契機といえば、2018年に放送されたドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)の武川政宗役です。主人公の上司であり元恋人でもある完璧主義の主任を演じ、クールな佇まいから突如繰り出される過剰な愛情表現や「足ドン」など、怪演とも言えるギャップでSNSのトレンドを席巻しました。
さらに近年の主演シリーズ『#居酒屋新幹線』では、出張帰りの新幹線車内でご当地グルメと地酒に舌鼓を打つサラリーマン・高宮進を熱演。美味しそうに料理を頬張り、恍惚の表情を浮かべる素朴な姿が「見ていて癒やされる」「おじさんなのに可愛すぎる」と絶賛され、女性層のみならずミドル世代の男性ビジネスパーソンからも絶大な共感を獲得しました。
SNSやネット掲示板に寄せられた視聴者のリアルな反響を検証すると、評価の核にあるのは徹底した「引き算の美学」であることが分かります。
- 「実年齢を聞いて驚いた。顔立ちの端正さもさることながら、立ち姿の美しさと声のトーンが若々しい」(40代女性・ドラマファン)
- 「冷徹なエリート役から、孤独に酒を愛するコミカルな役まで無理なくこなせる。40代後半であの清潔感を維持している俳優は稀有」(30代男性・会社員)
- 「おっさんずラブの武川主任のときに見せる振り切った表情と、普段の落ち着いたインタビューのギャップが魅力的すぎる」(20代女性)
端正なルックスに甘んじることなく、役柄に応じて自らのパブリックイメージを軽やかに壊していく柔軟性こそが、眞島秀和の現在地を盤石なものにしています。