参議院の委員会質疑において、両者のアプローチは極めて対照的です。
小野田紀美氏が質疑に立つ際、徹底した事前調査と省庁へのヒアリングに基づいた「制度運用の是正」「法解釈の曖昧さの排除」に主眼が置かれます。政務官や副大臣などの政府側ポストを務めた経験も活かし、役所側の抜け道を塞ぐ緻密なロジックを展開するのが特徴です。
対して山本太郎氏の国会追及は、フリップやパネルを多用し、感情に直接訴えかけるパフォーマンス性に重きを置いています。政府閣僚に対して「生きる権利」「命の選別」をキーワードに迫り、既存の法体系そのものの不条理を告発するスタイルです。参議院予算委員会など全国生中継される場では、両者の戦術の違いがより鮮明に浮き彫りとなります。