会議中や電車内など、大きな動作ができないシチュエーションでは、神経反射を利用したツボの刺激が威力を発揮します。狙うべきポイントは首周りと腕の2箇所です。
1つ目は、喉仏から指2本分ほど下、左右の鎖骨の間にあるくぼみの中央に位置する天突(てんとつ)です。ここを人差し指の腹を使い、下方向(胸骨の裏側)へ向かって優しく3〜5秒かけて押し込みます。強く押しすぎると息苦しさを感じるため、心地よい圧加減をキープするのがポイントです。
2つ目は、手首の内側のしわから指3本分ほど肘に向かった位置にある内関(ないかん)です。自律神経の緊張を解きほぐし、胃の不快感を整える特効穴として知られています。親指で骨の間をぐっと垂直に押し込みながら、ゆっくり深呼吸を数回繰り返すことで、高ぶった神経が鎮静化していきます。