詩の力は国境を越えます。有名な海外の詩人たちが遺した心に響く詩名言は、日本の文学者たちにも計り知れないインスピレーションを与えてきました。
フランス象徴派の旗手であるアルチュール・ランボー(「私は一個の他者である」)やシャルル・ボードレールの『悪の華』は、中原中也や萩原朔太郎ら日本の近代詩人たちを熱狂させました。ドイツ語圏の至宝ライナー・マリア・リルケの『若き詩人への手紙』にある「あなたの孤独を愛しなさい」という言葉は、表現に悩むあらゆるクリエイターの座右の銘となっています。
さらに、アメリカの女性詩人エミリー・ディキンソンが生涯のほとんどを自宅の小部屋で過ごしながら紡いだ透明感あふれる詩篇や、フランスの国民的詩人ジャック・プレヴェールの日常への愛、そして2016年に歌手として初めてノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランの歌詞に至るまで、世界の言葉は今なお私たちの感受性を揺さぶり続けています。