なぜ韓国へ?急増する中国人観光客の消費激変と日本への影響を徹底解説

なぜ韓国へ?急増する中国人観光客の消費激変と日本への影響を徹底解説

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ソウル屈指のトレンド発信地となった聖水洞(ソンスドン)。打ち放しコンクリートのカフェや新進気鋭のローカルブランドが並ぶ路地で目立つのは、20代から30代前半の中国人女性たちだ。彼女たちを動かしているのは、大手旅行代理店のパンフレットではない。手のひらの小紅書(Xiaohongshu)だ。

「パッケージツアーには興味がありません。小紅書で見つけたパーソナルカラー診断と、隠れ家カフェ巡りが今回の目的です」

北京から訪れた26歳の会社員女性は流暢な英語でこう語る。決済手段も完全にデジタルへ移行した。屋台のトッポッキからセレクトショップの洋服まで、支払いは支付宝(Alipay)やWeChat Payをかざすだけで一瞬で完了する。現金の出番はほぼゼロに近い。

韓国観光公社が発表した最新データもこの変化を裏付ける。中国人旅行者の平均滞在日数は長期化する一方、1人当たりのショッピング消費額は分散傾向を示している。高級ブティックの行列よりも、K-POPアイドルのメイクアップ体験や、現地民しか知らないローカルサウナでのリラクゼーションに惜しみなくウォンが投じられているのだ。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。