ゲーム内でのコミュニティやSNS(X・YouTubeの対戦解説チャンネルなど)を検証すると、中級者層がランクマッチで連敗する原因の過半数がテラスタル相性変化の誤認に起因している実態が浮き彫りになっています。
第9世代以降の対戦システムにおいて、テラスタルを発動すると、ポケモンの防御タイプは元のタイプ(単タイプまたは複合タイプ)を完全に破棄し、「テラスタイプ単一」へと上書きされます。
例えば、本来は「ほのお4倍弱点」を持つハッサム(むし・はがね)が「みずテラスタル」を発動した場合、ほのお技は4倍から一転して「0.5倍(半減)」へと変化します。この劇的な耐性の反転こそがテラスタルの最大の強みです。
しかし、現場プレイヤーの生の声では、次のような手痛いミスが頻発しています。
「カイリューがノーマルテラスを切った瞬間、本来半減できるはずのかくとう技が2倍弱点になり、相手の先制『しんそく』読み『インファイト』で即死した」
「元のタイプが持っていた無効耐性(でんき無効やゴースト無効)が消滅し、相手のボルチェンやシャドーボールが直撃してプランが崩壊した」
いわゆるタイプ不一致テラス(自身の元タイプと異なるタイプへのテラスタル)は、防御耐性を劇的に改善できる反面、これまで持っていた優秀な耐性も全て失うという表裏一体のリスクを孕んでいます。この相性変化の力学を正確にシミュレーションできるかどうかが、ランクマッチ勝率アップの分水嶺となります。