インターネット上では「100均のジェルを使うと爪が緑色に変色する」「自爪が薄くなってボロボロになる」といった極端な噂が散見されます。しかし、これは製品自体の毒性というよりも、誤った使用法と衛生管理の不徹底による誤解です。
爪が緑色に変色する現象は「グリーンネイル」と呼ばれ、ジェルが浮いた隙間に水分が入り込み、緑膿菌という常在菌が繁殖することで発生します。これは100均ジェルに限らず、高価なサロン用ジェルであってもリフトを放置すれば誰にでも起こり得る現象です。少しでも浮きが見られたら、無理に放置せず速やかにオフして付け直すことが予防の鉄則です。
また、「自爪が薄くなる」主原因は、ジェルをオフする際に無理やり力づくで引き剥がす物理的ダメージにあります。爪の最外層である背爪(トッププレート)は薄いケラチンタンパク質の層で構成されており、無理に剥がすと自爪の層ごと持っていかれます。ジェルリムーバーアセトンを十分に浸透させ、溶けて柔らかくなったジェルだけを優しくウッドスティックで滑らせるように落とすことが爪を守る最大の防壁です。