ムスク系フレグランスを語る上で外せない二大巨頭が、エシカルな歴史を持つザボディショップのホワイトムスクと、国内クリーンビューティーの旗手SHIROのホワイトムスクです。一見似たカテゴリに属しながらも、そのキャラクターには明確な違いが存在します。
1981年の誕生以来、クルエルティフリーを貫くザ・ボディショップの調香は、ジャスミンやスズランのフローラルノートが重なるクラシックで深みのある仕立てが特徴です。フェミニンにもマスキュリンにも寄りすぎない絶妙なアンバー感が漂い、どこか懐かしく凛とした気品を演出します。
対するSHIROの展開は、みずみずしいフルーツのトップノートから始まり、より軽やかでパウダリーな透明感へと着地します。甘さを極力抑えたモダンな構成は、香水特有のアルコール感が苦手な層からも絶大な支持を獲得。SHIROと他社ホワイトムスクの違いを比較する際、日常使いの軽やかさを重視するならSHIRO、奥行きとクラシックな余韻を求めるならザ・ボディショップという明確な棲み分けが成り立っています。