「冷凍ブロッコリーはお弁当に凍ったまま入れれば自然解凍で食べられる」という情報を目にすることがありますが、これは食感の観点からはおすすめできません。室温で時間をかけて自然解凍すると、氷が溶ける過程で水分がつぼみの中に停滞し、最もベチャつきやすい状態が生まれるためです。
電子レンジで解凍する場合は、耐熱皿にクッキングペーパーを1枚敷き、その上にブロッコリーを重ならないように並べます。ラップをふんわりとかけ、100gあたり500Wで約1分〜1分30秒の短時間加熱にとどめ、余分な蒸気をペーパーに吸収させるのがベチャつきを防ぐ要点です。
さらに美味しい仕上がりを求めるなら、そもそも解凍工程を挟まず「凍ったまま加熱調理」にシフトするのがベストです。
- 凍ったまま蒸し焼き:フライパンにオリーブオイルと凍ったブロッコリーを入れ、大さじ1〜2の水を回し入れてフタをし、中火で2分〜3分蒸し焼きにする。水分が飛んだらフタを取り、焼き色をつけることで香ばしさとシャキッとした歯ごたえが両立。
- 凍ったまま炒め物:肉や他の野菜に火が通った最終段階で凍った小房を投入し、強火で一気に炒め合わせる。ドリップが出る隙を与えずに油でコーティングされ、旨みがぎゅっと閉じ込められる。