伝統行事としての側面に加え、ゆず湯には現代医学・薬理学の観点からも注目すべき温浴効果が豊富に含まれています。
ゆずの果皮には、精油成分である「リモネン」をはじめとする芳香成分がたっぷり含まれています。リモネンには交感神経を落ち着かせて副交感神経を優位にするリラクゼーション効果のほか、毛細血管を広げて血流を促す作用があります。普通のお湯に比べて入浴後の体温低下が緩やかになり、冷え性改善や肩こり・腰痛の緩和に大きな力を発揮します。
さらに、ゆずのビタミンCやクエン酸の働きによって肌のキメが整い、柑橘特有の爽やかな香りが日々の精神的な疲労やストレスを和らげてくれます。