Q1:支援学校と支援学級、どちらを選ぶべきか悩んだときの最優先基準は何ですか?
A1:最優先すべきは「子どものストレス度合いと自己肯定感」です。地域の小中学校で劣等感や孤立感に苦しみ、二次障害を起こしている場合は、支援学校の守られた環境が好転の契機になります。逆に、周囲の刺激を受けて意欲的に生活できているのであれば、地域の支援学級で交流及び共同学習を継続する選択が適しています。見学時に子どもが見せる反応を客観的に観察することが決定打となります。
Q2:療育手帳を持っていなくても、就学相談で特別支援学校を希望できますか?
A2:希望可能です。学校教育法施行令に定められた障害の程度に該当すると専門家(就学支援委員会)が判断すれば、手帳の有無に関わらず就学が認められます。ただし、医療機関による診断書や心理検査結果の提出が求められるため、事前の専門医受診は必須となります。
Q3:就学奨励費の申請はどのように行いますか?所得制限はありますか?
A3:入学後、学校を通じて自治体に申請書類を提出します。完全な所得制限で「支給ゼロ」になるケースは稀で、多くの自治体では世帯年収に応じて「第1区分(全額支給)」「第2区分(半額支給)」「第3区分」のように段階的に補助率が設定されています。給食費や修学旅行費など多岐にわたる品目が対象となるため、多くの家庭で実質的な家計支援として機能しています。
Q4:放課後等デイサービスは支援学校に通っていても利用できますか?送迎の連携はどうなっていますか?
A4:問題なく利用できます。むしろ支援学校では、放課後等デイサービスの専用送迎車が下校時刻に合わせて学校の敷地内まで迎えに来る体制が一般化しています。学校と事業所間で連絡帳や情報共有ツールを用いた引き継ぎが行われるため、保護者が毎回迎えに行く必要がなく、就労を継続しやすい環境が整っています。