情報が氾濫するインターネット上には、宝登山神社の参拝や御朱印授与に関して事実と異なる誤認や、古い情報がそのまま放置されているケースが散見されます。トラブルを未然に防ぐため、代表的な誤解の真相を検証します。
第1の誤解は、「宝登山神社 御朱印 郵送は受け付けてもらえるのか?」という点です。近年、遠隔地への御朱印郵送を行う神社仏閣が増えた影響から、宝登山神社でも郵送請求が可能であるかのような言説が一部で見られます。しかし、公式見解および神社の基本原則として、御朱印は直接社頭へ参拝した証として授与されるものであり、通信販売のような郵送対応は原則として行われていません。例外的に、特定の事情で祈祷を郵送で申し込んだ際の授与品に含まれる神札等とは性質が異なります。フリマアプリ等で高額転売されている御朱印の購入は、信仰上も倫理上も厳に慎むべき行為です。
第2の誤解は、「ロープウェイを利用すればヒールや革靴でも全く問題ない」という認識です。山麓駅から山頂駅までは快適な空中散歩ですが、山頂駅から奥宮社殿までの約300メートルは、未舗装の土道や砂利道、傾斜のある自然石の階段が続きます。特に雨上がりや霜柱が溶けた後の山道は滑りやすく、軽装すぎる足元で訪れると転倒の危険があります。スニーカーやヒールのない歩きやすい靴での来山が必須条件です。
第3の誤解は、「切り絵御朱印は専用の御朱印帳が必要なのか?」という疑問です。切り絵御朱印は通常の御朱印帳に糊付けして貼り付けることも可能ですが、繊細なカッティングが施されているため、開閉時に引っかかって破損する恐れがあります。保管にあたっては、クリアポケット型の「切り絵・書置き専用御朱印ホルダー」を持参するか、硬質クリアケースや厚紙を用意しておき、自宅で額装して飾る方法が愛好家の間では推奨されています。