Q1:2019年にテレビや雑誌で紹介された股関節の名医を今から受診することは可能ですか?
A1:多くの医師が現在も現役で診療を行っていますが、役職の変更、退職、または別の医療機関への移籍により所属先が変わっているケースが多く見られます。まずは日本整形外科学会や日本人工関節学会の専門医検索、受診を希望する病院の公式ホームページで現在の外来担当医表を確認し、必要に応じてかかりつけ医からの紹介状を持参して医療連携室へ問い合わせるのが確実です。
Q2:人工股関節の寿命(耐用年数)は現在どれくらい持つのですか?
A2:インプラント素材(高度架橋ポリエチレンやセラミックなど)の品質向上と精密な設置技術の進化により、現在の人工股関節は90〜95%以上の確率で20〜30年以上機能すると報告されています。かつて言われていた「60歳まで手術を我慢すべき」という通説は過去のものとなり、生活の質(QOL)を最優先にして40代〜50代で手術を選択するケースも増加しています。
Q3:手術費用は保険適用になりますか?自己負担額はどれくらいですか?
A3:変形性股関節症に対する人工股関節置換術はすべて公的医療保険の適用対象です。高額療養費制度を利用することで、一般的な収入区分の世帯であれば、1ヶ月あたりの自己負担上限額は約8万〜10万円前後に抑えられます(個室代や食事代、衣類レンタル費用などの自費分は別途必要)。
Q4:セカンドオピニオンを受ける際、元の主治医との関係が悪化しませんか?
A4:良識ある専門医であれば、セカンドオピニオンの申し出に対して否定的な態度を取ることはありません。「一生付き合う人工関節だからこそ、納得して決めたい」と率直に伝え、レントゲンやMRI画像データ、紹介状の提供を依頼してください。快く応じてくれない医師の場合、インフォームド・コンセント(説明と同意)に対する姿勢そのものに懸念が残ります。