相模川のグラウンドへ初めて向かうドライバーが最も高い確率で遭遇するのが、カーナビゲーションや地図アプリによる相模川グラウンド駐車場の進入ルートトラップです。
スマートフォンのナビアプリは、目的地を「〇〇グラウンド」に設定すると、堤防の上を走る土手天端道路や、歩行者・緊急車両用の進入階段の直上を目的地として案内してしまう傾向があります。しかし、実際の河川敷への車両出入口は堤防沿いに数百メートルから数キロメートルに1箇所程度しか存在しません。指示に従って細い未舗装の土手道に入り込み、Uターンもバックもできない状況で立ち往生するミニバンやマイクロバスが後を絶ちません。
現場取材で見えてきた進入ルート攻略の鉄則は次の3点です。
第一に、「土手の下にあるアンダーパスや幹線道路(国道129号や県道46号など)から指定された進入路標識を追う」こと。土手の上から直接河川敷へ飛び降りるようなルートは絶対に存在しません。
第二に、「進入スロープの傾斜とアプローチアングル」への警戒です。堤防から河川敷の高水敷へと下りるコンクリート製の坂道は、増水時の水流を受け流す構造になっているため、取り付け部分の勾配が非常に急です。ファミリー層に人気のフル乗車状態のミニバンや、荷物を満載した遠征車、エアロパーツを装着した車両は、スロープの進入部および着地部でバンパー下部やマフラーを激しく擦る事故が頻発しています。通過の際は完全に徐行し、斜めにアプローチする配慮が欠かせません。
第三に、「すれ違い不能な単線スロープの譲り合い」です。朝のラッシュ時間帯(7:30〜8:30)は降りる車が圧倒的多数ですが、グラウンド整備を終えて一度買い出しに出る役員の車両などと鉢合わせすると、数百メートルのバック走行を強いられます。土手の上から進入する前に、スロープ内に先行車や対向車がいないかを目視で確認する余裕を持つことが事故防止の鍵となります。