Q1:介護士として働きながら看護学校に通い、看護師になることは可能ですか?
A1:十分に可能です。実務経験を積んだ介護士が准看護師学校(2年)や看護専門学校(3年)へ進学するルートは定番のキャリアアップとして確立されています。奨学金制度や学費補助を設けている医療法人も多く、現場経験がある分、患者とのコミュニケーションや清潔ケア実習において周囲より秀でたアドバンテージを発揮できます。
Q2:身体的・精神的に本当に大変なのはどちらですか?
A2:腰痛や下肢への負担といった「肉体的な消耗度」は、入浴や移乗を連続して担う介護士の方が過酷になりがちです。一方で、「医療事故を起こしてはならないという極度のプレッシャー」「急変対応の瞬発力」を要求される精神的負荷は看護師の方が圧倒的に重いと言えます。自身が肉体疲労に耐えられるか、精神的重圧に耐えられるかで体感が分かれます。
Q3:介護士が喀痰吸引等の研修を修了すれば、看護師と同じ扱いになりますか?
A3:同じ扱いにはなりません。喀痰吸引等研修で認められるのは、あらかじめ計画書が作成された特定の利用者に対する口腔内・鼻腔内の吸引や胃ろうによる経管栄養など、限定された手技のみです。他の医療処置や投薬指示の判断は一切行えず、給与体系が看護師と同格に引き上げられるわけではありません。