ひまわりの花の中心(頭状花序)を間近で見ると、種はランダムに詰まっているのではなく、右回り(時計回り)と左回り(反時計回り)の2方向へ交差する螺旋を描いています。一見すると迷路のようにも思えるこの渦巻きですが、それぞれの列の数を丹念に数えていくと、驚くべき共通点が見つかります。
小型のひまわりでは右回りが21本に対して左回りが34本、標準的なサイズでは34本と55本、あるいは55本と89本という組み合わせが頻繁に観察されます。さらに巨大な大輪品種になると、89本と144本に達することもあります。この「21, 34, 55, 89, 144」という数字の並びこそが、数学界で名高い規則性の証明です。