寝ながら行う背中ストレッチは手軽で効果的なケアですが、すべての状態に対して万能であるわけではありません。自身のコンディションを見極めた上で取り組むことが大切です。
本ストレッチをおすすめできる人
- 日常的に長時間のPC・スマホ操作を行い、巻き肩や猫背を自覚している人
- 朝起きたときに背中や首筋が強張っており、日中活動するにつれて徐々に楽になる人
- 呼吸が浅く、就寝前になかなかリラックスできない自律神経の乱れを感じている人
- 運動が苦手で、まずは寝たままの姿勢から手軽に健康習慣を始めたい人
実施に慎重になるべき人・控えるべき人
- 息を吸うだけで背中に激痛が走る、または寝返りすら打てない急性期の痛みを抱える人(ギックリ背中や肋骨疲労骨折の疑い)
- 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の診断を受けている高齢者(胸椎への局所圧迫が圧迫骨折を招くリスクがあるため)
- ストレッチ動作によって腕や指先にしびれ、違和感が生じる人(頸椎・胸椎由来の神経症状の可能性)
背中に走る痛みが安静にしていても悪化する場合や、発熱・胸痛を伴う場合は、単なる筋肉のコリではなく内臓疾患(胆のう、膵臓、心血管系など)の関連痛である可能性も否定できません。違和感が続く場合は自己判断に頼らず、速やかに整形外科や内科などの専門医を受診してください。