開明高校の進学実績を深掘りするうえで、母体となる開明中学校の偏差値と中高6カ年の接続構造を理解することは欠かせません。近畿圏の中学入試において、開明中学校(スーパー理数コース:偏差値56〜60、理数コース:偏差値50〜54程度/大手模試基準)は、中堅〜上位層の受験生から極めて手堅い支持を得ています。
中学段階から数学と英語のカリキュラムを大幅に先取りし、中学3年生の修了時点で高校1年生の学習範囲をほぼ終了させる独自のシステムが、大学受験における圧倒的なアドバンテージを生み出します。この中高一貫の推進力が、以下のような国公立大学合格実績の基盤となっているのです。
近年の大学入試合格実績を見ると、京都大学、大阪大学、神戸大学、大阪公立大学などの関西圏主要国公立大学に加え、国公立大学医学部医学科へもコンスタントに合格者を輩出しています。特筆すべきは、これらの実績が「浪人生による積み上げ」ではなく、現役合格率の極めて高い比率に支えられている点です。
高校から外部入学した生徒たちも、高校2年の秋には内部進学組と合流し、ハイレベルな競争環境に身を置くことで飛躍的な伸びを見せます。「高校入学組は中高一貫組についていけないのではないか」という懸念は、手厚い補習と徹底的な個別フォロー体制によって見事に解消されていると言えます。