物語が進むにつれて明らかになった「悪魔の実の覚醒」という概念。超人系能力者が覚醒すると、自身の体だけでなく「周囲の物質や環境に能力を付与・影響させる」ことが可能になります。この設定を踏まえると、シキのフワフワの実は「すでに覚醒段階に達していたのではないか」という考察が有力視されています。
通常の超人系能力は能力者の肉体そのものが変化したり、体内から物質を生み出したりするケースが大半です。しかしシキは、触れた大地や水といった周囲の環境そのものを自在に操り、物質の形状を獅子の頭部へと再構成して操っていました。この現象は、ドフラミンゴが周囲の建物を糸に変えたり、カタクリが地面をモチに変えたりした覚醒の描写と酷似しています。
シキがロジャーや白ひげと渡り合った全盛期の猛者であることを考慮すれば、悪魔の実の能力を極限まで引き出した「覚醒者」であったとしても何の不思議もありません。島規模の広範囲に永続的な浮遊効果を与え続けていた点も、覚醒による影響力の拡大を示唆する強力な根拠となっています。