加山雄三の若大将シリーズ全18作の見る順番と配信!昭和の金字塔を解説

加山雄三の若大将シリーズ全18作の見る順番と配信!昭和の金字塔を解説

加山雄三の若大将シリーズ全18作の見る順番と配信!昭和の金字塔を解説の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

若大将シリーズを語る上で絶対に外せないのが、映画と密接に連動して日本のポップス史を塗り替えた音楽の力です。加山雄三は主演俳優であると同時に、ペンネーム「弾厚作(だん こうさく)」名義で作詞・作曲を手掛ける天才メロディメーカーでもありました。

1965年公開の『エレキの若大将』は、当時アメリカから上陸したザ・ベンチャーズ直系のエレキギターサウンドをいち早く取り入れ、全国の若者を熱狂させました。劇中で結成されたバンド「ザ・ランチャーズ」や、ライバルとして登場した実力派ギタリスト・寺内タケシ率いるバンドとの対決シーンは圧巻であり、当時「エレキは不良の音楽」とPTAから白眼視されていた風潮を、映画の持つ圧倒的な爽快感で一気に覆してみせたのです。

そして同作の劇中歌・レコードとして発売され、300万枚を超える大ヒットを記録したのが主題歌『君といつまでも』でした。曲間に入る伝説的な語り「幸せだなぁ。僕は君といる時が一番幸せなんだ。僕は死ぬまで君を離さないよ、いいだろ?」は、レコーディング時にスタジオで自然に出た言葉を採用したものと言われており、昭和の歌謡界に金字塔を打ち立てました。スポーツ万能で音楽の才能に恵まれた若大将のライフスタイルは、日本中が夢見た「豊かな近代日本の理想像」そのものだったと言えます。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。