名古屋手羽先の名店徹底比較!元祖風来坊と山ちゃんの極上秘伝味

名古屋手羽先の名店徹底比較!元祖風来坊と山ちゃんの極上秘伝味

名古屋手羽先の名店徹底比較!元祖風来坊と山ちゃんの極上秘伝味に関する最新の話題を分かりやすく解説いたします。

名古屋の手羽先文化を語る上で、絶対に外せない二大巨頭が風来坊と世界の山ちゃんだ。両者は同じ手羽先でありながら、味わいの方向性も歴史的ストーリーも全く異なる。

手羽先唐揚げの歴史を開拓した元祖として知られるのが「風来坊」だ。1960年代、創業者の大坪健庫氏が、当時捨て値で取引されていた手羽先に着目。肉の薄い手羽先を二度揚げし、秘伝の甘辛タレを塗り、ゴマと胡椒で仕上げたのがすべての始まりだった。風来坊の手羽先は、タレの深いコクと適度な甘みが絶妙で、小さめの手羽を何本でも食べ進められる上品なバランスが特徴だ。

一方で、強烈なインパクトとスパイシーさで全国区の知名度を獲得したのが、株式会社エスワイフードが展開する「世界の山ちゃん」である。創業者である重光秀雄氏が考案した「幻の手羽先」は、これでもかと言わんばかりの特製胡椒が効いた刺激的な味わいが売りだ。一口食べれば強烈なスパイスのパンチが口いっぱいに広がり、思わず生ビールをおかわりしたくなる中毒性を持つ。

甘辛い深みと香ばしさをじっくり味わいたいなら風来坊、ガツンと効いた胡椒の刺激で爽快に飲むなら世界の山ちゃん。地元民の間でも「風来坊派」と「山ちゃん派」で好みが真っ二つに分かれるほど、それぞれの個性が確立されている。

清水 千尋
著者

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。