食べ放題の満足度を決定づける二大花形メニューが「小籠包」と「北京ダック」です。この2つのクオリティをチェックするだけで、その店舗の調理技術の高さが一目で分かります。
まず小籠包においては、皮の薄さとスープの黄金比が命です。出来合いの冷凍品を使う店舗では皮が分厚くモソモソしがちですが、専任の職人が手包みする人気店では、箸で持ち上げるとタプンと揺れるほどスープが詰まっています。レンゲに乗せて皮を破った瞬間に立ち上る芳醇な香りは、専門店ならではの醍醐味です。
北京ダックに関しては、「皮のパリパリ感」と「自家製甜麺醤のコク」に注目してください。良質な店舗では、専用オーブンで飴色に焼き上げたダックを客席の近くでカッティングし、蒸したてのもちもちしたカオヤーピン(薄餅)に巻いて提供してくれます。単品注文なら数千円する高級メニューを気兼ねなく何皿もおかわりできる点こそ、食べ放題が誇る最大のコストパフォーマンスといえます。