韓国語学習者がよく直面するミスとして、「살(サル)」と「고기(コギ)」の混同が挙げられます。日本語ではどちらも「肉」と表現しますが、韓国語では明確な使い分けが存在します。
人間の体についている脂肪や肉、あるいは生きている魚や動物の身を指すときは살(サル)を用います。一方で、食材・料理としての肉(豚肉、牛肉、鶏肉など)を指すときは고기(コギ)を使います。したがって、「肉を落とす(痩せる)」を「고기를 빼다」と言ってしまうと、料理から肉を取り除くような不自然な意味になってしまうため注意が必要です。
また、体重が増えたことを表す「살이 찌다(サリ チダ=太る)」という表現も、相手に対して直接「살 쪘어요?(太りましたか?)」と聞くのは非常に失礼にあたります。自虐として「나 살쪘어ㅠㅠ(私太っちゃった)」と使うのは日常茶飯事ですが、他者に対して使う際は親密な関係であっても配慮が必要です。