自分で歯石を取る簡単な方法はある?市販器具のリスクと正しいケア

自分で歯石を取る簡単な方法はある?市販器具のリスクと正しいケア

自分で歯石を取る簡単な方法はある?市販器具のリスクと正しいケアの詳細について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

Q1:歯石がポロポロと自然に取れたのですが、そのまま放置しても大丈夫ですか?
A1:放置は危険です。ポロポロと崩れたのは歯石が過剰に蓄積して一部が脱落しただけであり、歯の周囲や歯周ポケット内には強固な歯石と細菌が残存しています。欠けた部分の段差に新たなプラークが溜まりやすくなるため、速やかに歯科医院で全体のクリーニングを受けてください。

Q2:重曹やクエン酸でうがいをすると歯石が溶けるというのは本当ですか?
A2:医学的な根拠はありません。歯石を化学的に溶かすほどの強酸や強アルカリは、歯石よりも先に大切な歯のエナメル質を溶かして「酸蝕歯(さんしょくし)」を引き起こします。歯の寿命を大幅に縮める極めて危険な行為です。

Q3:歯医者で歯石取りをすると血が出たり痛かったりするのはなぜですか?
A3:歯石が付着している周囲の歯肉は、細菌の毒素によってすでに炎症を起こして充血しています。わずかな刺激で出血しやすい状態になっているためで、処置自体が歯ぐきを傷つけているわけではありません。歯石を除去して清潔を保てば、数日で炎症が治まり出血もしなくなります。

Q4:歯医者での歯石取りは何回通う必要がありますか?費用はいくらですか?
A4:保険診療の場合、歯周病検査と全体の除石を丁寧に行うため、上下の顎を分けて通常2〜3回に分けて行うケースが一般的です(軽度であれば1〜2回)。費用は3割負担の場合、初診時の検査やパノラマレントゲン撮影を含めて初日約3,000円前後、2回目以降は約1,000円〜1,500円程度が標準的な相場です。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。