「写メール」を一躍社会現象へと押し上げた立役者として、女優の藤原紀香を外すことはできない。当時、J-PHONEのCMキャラクターとして圧倒的な存在感を放っていた彼女が、テレビ画面の向こうからスタイリッシュに呼びかける姿は、お茶の間の記憶に深く刻み込まれた。
彼女の躍動感あふれるCM演出と「写メール」のキャッチーなフレーズが相乗効果を生み、サービス名は爆発的に認知された。単なる商品名を超えて国民的流行語へと昇華したこの言葉は、その年のユーキャン新語・流行語大賞のトップテンに選出される快挙を成し遂げた。企業の一サービス名が、日本語の動詞として一般化する歴史的瞬間であった。