アヘ顔の流行の経緯において、最大の転換点となったのが「アヘ顔ダブルピース(通称:アヘピ)」の登場です。恍惚とした表情に、両手でピースサインを掲げるという不条理なポーズが組み合わさることで、本来の生々しい性描写から一変し、強烈なユーモアとシュールさを帯びるようになりました。
2000年代中盤から後半にかけ、画像掲示板「ふたば☆ちゃんねる」や「2ちゃんねる」、イラスト投稿サイト「pixiv」などを舞台に、既存の人気キャラクターにアヘ顔ダブルピースをさせるパロディイラストが爆発的に増加しました。
この過程で、表現は本来の性的文脈から切り離されて純粋なネットミームへと昇華。SNS上でのリアクション画像やアイロニカルなネタ画像として消費される土壌が整いました。