スプレー缶は燃えないゴミに出すな?穴あけ不要が新常識の捨て方解説

スプレー缶は燃えないゴミに出すな?穴あけ不要が新常識の捨て方解説

スプレー缶は燃えないゴミに出すな?穴あけ不要が新常識の捨て方解説の疑問点について、最新情報を基に徹底解説します。

「スプレー缶は釘や専用器具で穴をあけてから捨てる」という教えを今も守っている人は少なくない。しかし、その常識はすでに過去のものだ。現在、スプレー缶穴あけ不要自治体が全国の市区町村で圧倒的多数を占めるようになっている。

転換点となったのは、2018年に札幌市で発生した大規模爆発事故だ。室内で大量のスプレー缶のガス抜き作業を行っていた最中に引火し、建物が全壊、数十名が負傷する大惨事となった。また一般家庭でも、キッチンのシンクやベランダで穴をあけた際に、給湯器の種火や静電気に引火して大火傷を負う事故が頻発した経緯がある。

これを受け、環境省廃棄物処理指針において「住民が穴あけを行わない体制への移行」が各自治体へ強く要請された。その結果、全国の自治体では収集体制や処理施設の防爆設備が整えられ、スプレー缶分別ルール最新基準では「中身を使い切って穴をあけずに別袋で出す」ことが事実上のスタンダードとなっている。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。