受験生や保護者が最も知りたい「実際の校風や評判」はどのような状態にあるのか。現地取材や在校生アンケート、卒業生の手記を突き合わせると、ネット上の断片的な評判とは異なる立体的な学校生活の姿が見えてきます。
学校関係者や在校生の声を総合すると、同校の最大の魅力として挙げられるのが「教員と生徒の心理的な距離の近さ」です。マンモス校にはないアットホームさがあり、学力や生活面でつまずいた際にも担任や進路指導担当者が放課後を使って個別指導にあたる体制が定着しています。ある卒業生の手記には次のように記されていました。
「中学時代は勉強に自信が持てず消極的でしたが、滋賀短に入学してからは先生方が小さな成果でも具体的に褒めてくれました。放課後の進学補習や面接指導にも夜遅くまで付き合ってくれたおかげで、指定校推薦で第一志望の大学に進学できました」
男女共学化の経緯と現在の状況についても正しく把握しておく必要があります。もともと「滋賀女子高等学校」として長い歴史を刻んできましたが、2008年度に男女共学化を実施し、現校名に改称されました。共学化当初こそ女子生徒の比率が高い状態が続いたものの、現在では男子生徒の割合も約4割に達し、校内には明るく活気のある男女共学の空気が完全に根付いています。運動会や文化祭(純美禮祭)などの学校行事でも、男女が自然に協力し合う姿が日常の光景となっています。