Q1:溝は十分にありますが、製造から6年経過しています。ひび割れが小さくても交換すべきですか?
A1:交換を強く推奨します。ゴムは時間とともに油分が揮発して硬化するため、たとえ走行距離が短く溝が7分山以上残っていても、制動距離は新品時から大幅に伸びています。急ブレーキ時に本来の制動性能を発揮できず、衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の作動に悪影響を及ぼす恐れがあります。
Q2:ガソリンスタンドで「ひび割れがあるから今すぐ全交換しないと危険」と言われました。本当ですか?
A2:すべてを鵜呑みにせず、セカンドオピニオンを取りましょう。スタンドのスタッフが売上ノルマからレベル1〜2の初期クラックを過大に危険視して営業トークを行うケースは現実に散見されます。爪先で引っかかる深さがあるか、コードが見えているかを自分で確認した上で、信頼できるタイヤ専門店やディーラーで再診断を受けるのが賢明です。
Q3:タイヤ側面にできたコブ(膨らみ)とひび割れはどう違いますか?
A3:コブ(ピンチカット)はひび割れよりも遥かに危険です。縁石への衝突などでタイヤ内部の骨格コードが断裂し、空気圧を外側のゴムだけで支えている状態を指します。いつ破裂してもおかしくない極めて致命的な損傷であり、自走を即座に中止してスペアタイヤに交換するか、レッカー移動を手配する必要があります。