看護師を目指す上で最初に直面するのが、入学試験の難易度だ。大手看護系予備校や進学情報サイトの算出データを総合すると、四日市医師会看護専門学校の偏差値は48〜50程度で推移している。三重県内の看護系学校全体の中では中堅レベルに位置しており、極端な難関校ではないものの、基礎学力の定着が甘いと確実に足元をすくわれる水準だ。
入試方式は多様化しており、高等学校指定校推薦、公募推薦、社会人入試、そして一般入試が実施されている。四日市医師会看護専門学校の入試倍率は例年1.2倍から1.6倍前後で安定しており、かつてのような極端な高倍率は落ち着きを見せている。ただし、この倍率の裏側にある「受験者層の質」を軽視してはならない。
地元普通科高校の上位層から確実な現役合格を狙う層に加え、一度社会に出たキャリアチェンジ組が綿密な面接対策を行って挑んでくる。単に学科試験の点数を揃えるだけでなく、看護職への明確な動機付けと自己管理能力が面接試験で厳格に問われる点が、同校の難易度を底上げしている大きな要因だ。