「いらっしゃいませ」英語の真実|直訳Ngの理由と現場で通じる接客術

「いらっしゃいませ」英語の真実|直訳Ngの理由と現場で通じる接客術

「いらっしゃいませ」英語の真実|直訳Ngの理由と現場で通じる接客術にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

ネット上の簡易的な英語解説記事には、現場の文脈を無視したアドバイスが散見されます。現場で混乱を招きがちな代表的な2つの盲点を検証します。

誤解1:「May I help you?」を最初の挨拶にしてしまう

多くの教科書に「いらっしゃいませ=May I help you?」と記載されていますが、入店直後のお客様に対して開口一番「May I help you?」と迫るのは避けるべきです。英語圏においてこのフレーズは「何かお困りですか?」「何をお探しですか?」という強い介入の意味を持ちます。

ふらりと立ち寄ってウィンドウショッピングを楽しみたいお客様に対して「May I help you?」と声をかけると、「何か買わなければいけないのか」とプレッシャーを与えてしまい、早期退店につながるリスクがあります。入店時はあくまで「Hello!」「How are you?」で留め、お客様が商品を探し始めた段階で初めて「Can I help you find anything?」と切り替えるのがプロの作法です。

誤解2:「Welcome toの使い方」の混同

「Welcome to」は後ろに具体的な場所・施設名を伴って初めて機能する表現です。「Welcome to Japan」「Welcome to our cafe」のように使います。「Welcome to here」という表現は文法的に破綻しており、ネイティブには奇妙に響きます。店舗で使う場合は、必ず「Welcome to [店名]」と発声するか、単に「Welcome in!」と表現するのが正しいルールです。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。