SNSの浸透は、婚礼写真のビジュアルトレンドを劇的に変化させた。かつてのような「カメラ目線でビシッと決めたポーズ」よりも、空気感や日常の延長にある自然体な切り取りが支持されている。
特にInstagramやPinterestで頻繁に保存されているのは、新郎新婦が談笑している一瞬の崩れた笑顔や、移動中の歩き姿を捕らえたドキュメンタリータッチのカットだ。あえて人物を中央から外し、左右どちらかに大きな余白を作る「オフセンター構図」や、広角レンズで空や背景の建造物を大胆に大きく入れ込むアプローチなど、グラフィックデザインのようなスタイリッシュな構図が今、大きな人気を集めている。