今年のスイーツシーンを語る上で欠かせないのが、全国規模で始動した「2026サマーフルーツプロジェクト」だ。気候変動による収穫時期のシフトに対応しつつ、地方の小規模農家が手掛ける高品質な固定種や希少品種をダイレクトに都市部のカフェへと繋ぐこの取り組みは、流通のタイムラグを劇的に短縮させた。
収穫から24時間以内にパティシエの手元へ届く高鮮度の桃は、加工用シロップに頼る必要がないほどの芳香と瑞々しさを誇る。地方の風土(テロワール)の個性を色濃く反映した限定カフェスイーツが次々と誕生しており、産地支援とハイエンドな食体験が見事に結びついた持続可能なトレンドとして業界内外から熱い視線を集めている。