寒くもない室内で愛犬が異常に小さく体を丸め、小刻みに震えながら寝ている場合、単なる寒暖差ではなく深刻な内部疾患が隠れていることがあります。
犬が震えながら丸まって寝る主な原因には、高熱(感染症や免疫疾患)、激しい痛み(椎間板ヘルニアや関節炎、内臓痛)、低血糖症、尿毒症(急性・慢性腎不全の悪化)などが挙げられます。筋肉を固く強張らせ、背中を不自然に弓なりにして丸まっている場合は、脊椎の激痛や腹部疝痛に耐えているサインです。
また、シニア犬に限らず成犬であっても、「ぐったりして寝てばかりいる」状態は危険度が高いといえます。通常の睡眠であれば、飼い主の足音やおやつの気配で目を覚まし、立ち上がります。しかし、呼びかけに対しても耳や目線だけを微かに動かす程度で、自力で起き上がれない、あるいは視線が虚ろな場合は、意識障害や循環不全(ショック状態)に陥っているリスクがあります。