身近にあって広さもある街区公園や児童公園は、一見すると自転車の練習に最適な環境に思えます。しかし、全国の自治体において、都市公園条例により一般車両・自転車の乗り入れを禁止している公園が大半を占めています。
禁止されている最大の理由は、未就学児や高齢者をはじめとする歩行者との接触事故防止です。自転車の練習中はハンドル操作が定まらず、予期せぬ急発進や蛇行運転が発生します。時速10km程度の低速であっても、小さな子供同士が衝突すれば骨折や頭部外傷といった重大事故に直結しかねません。
さらに、ペダルやスタンド、タイヤの急制動によって芝生や遊歩道が削れて路面が荒れることや、激しいブレーキ音・衝突音による近隣住民への騒音トラブルも規制強化の要因となっています。看板に「自転車進入禁止」「自転車の練習禁止」と明記されている場所はもちろん、表記がない場合でも「他人の利用を妨げる行為」として管理事務所から注意を受ける事例が多発しています。まずは自治体の公園緑地課の規定や現地の案内板を確認し、トラブルを未然に防ぎましょう。