千葉都市モノレールの利用者数は、開業当初の需要予測と比較して厳しい状況が続いてきた。1988年の2号線(スポーツセンター〜千城台)開業、1991年の1号線(千葉みなと〜県庁前)延伸により現在の路線網が完成したが、当初想定していた1日あたり10万人超という需要には遠く及ばず、実際の利用者数はピーク時でも5万人前後。2026年代に入ってからはコロナ禍の影響で一時3万人台まで落ち込んだ後、2026年度以降は4万人台中盤まで回復基調にある。
ネット上では「千葉都市モノレールは空気を運んでいる」「いつもガラガラ」という声も散見されるが、これは時間帯によって印象が大きく異なる。平日朝7時〜9時の千城台方面から都心へ向かう通学・通勤時間帯は、県内高校や専門学校への通学需要が集中し、車両によっては座席が埋まり立席も出る。一方、日中時間帯や休日の千葉みなと方面は確かに閑散としており、1両あたり数人という時間帯もある。
利用者の生の声を拾うと、「通学で毎日使っているが、朝は混む。ただ昼間に乗ると本当に空いていて快適」「雨の日は道路が混むから時間が読めて助かる」「千葉駅に直接乗り入れないのが本当に不便。乗り換えで5分以上歩く」といった意見が目立つ。特にJR千葉駅との乗り換え動線の悪さは、長年の利用者不満として定着している。延伸計画が注目されるのもこの点に尽きる。