北大オープンキャンパスを訪れる際、全国の受験生が最も陥りやすい落とし穴が「敷地の広さに対する見通しの甘さ」と「水産学部の立地トラップ」です。
まず、札幌キャンパスは南北に約2.5キロメートルあります。南端の正門(JR札幌駅側)から北端の創成研究機構や獣医学部エリアまで歩くと、片道だけで30分以上を要します。真夏の炎天下で複数の学部棟を行き来しようとすると、それだけで体力を奪われ、午後の講義に集中できなくなります。構内のレンタサイクルや臨時循環バスの運行状況をあらかじめ把握しておくことが極めて重要です。
そしてもう一つの重大な誤解が、北大水産学部 函館キャンパス見学に関する地理的認識です。「北海道大学だから札幌に行けば水産学部も見られる」と思い込み、札幌会場を訪れてしまう受験生が後を絶ちません。水産学部の専門教育が行われるのは函館キャンパスであり、札幌からは特急列車で約3時間半、高速バスで約5時間の距離があります。水産学部志望者は、最初から函館会場へのアクセスを前提とした旅程を組まなければなりません。