インド各地には、用途に特化した専用マサラが存在します。代表的なブレンドの特徴を知ることで、料理のレパートリーと完成度が格段に上がります。
1. チャットマサラ(風味と酸味のスナック用調味料)
マンゴーの未熟果を乾燥させた「アムチュール」や硫黄の香りが特徴の「ブラックソルト(カラナマック)」を含み、独特の酸味と塩気を持つマサラです。揚げ物、サラダ、フルーツ、スナック菓子にひと振りするだけで、本場のストリートフードの味わいを再現できます。
2. チキンティッカマサラのベースとなるタンドリーマサラ
世界中で愛される英国生まれのインド料理「チキンティッカマサラ」。その骨子となるタンドリーチキンの下味に使われるのがタンドリーマサラです。パプリカパウダーで鮮やかな赤色を出し、ヨーグルトやレモン果汁、にんにく・生姜とともに肉を漬け込むことで、肉質を柔らかく保ちながらジューシーな旨味を閉じ込めます。
3. チャイマサラ(濃厚スパイスミルクティーの素)
チャイ専用に調合されたマサラで、カルダモン、シナモン、クローブ、生姜(ジンジャーパウダー)、ブラックペッパーが基本構成です。茶葉と一緒に牛乳と水で煮出すことで、身体の芯から温まる極上のスパイスティーが完成します。