ブライダルサロンの現場スタッフや先輩カップルの声を取材すると、「サプライズでサイズを外し、当日指に入らなかった」「無理やりねじ込んで抜けなくなり、救急車騒ぎになりかけた」といった深刻なトラブルが毎年報告されています。
大手結婚情報サービスが実施したアンケート調査では、実にサプライズで指輪を受け取った女性の約34%が「実はサイズが合っていなかった」と回答しています。こうした失敗を回避するため、現在のジュエリー業界では以下の選択肢が定着しています。
【サイズがわからない場合の3大救済策】
- プロポーズ専用リング(フリーサイズ仕様):仮のシルバー枠に人工石を留めた演出用リング。プロポーズ成功後に2人で本物の婚約指輪を選びに行ける設計。
- ダイヤモンドプロポーズ:ダイヤのルース(裸石)のみを専用ボックスで購入してプロポーズし、後からパートナー好みのデザインと正しい号数でリングを仕立てる手法。
- サイズ直し保証付きブランドの選定:購入後1回〜無期限で「±2号までサイズ直し無料」の特典が付帯しているブランドを事前に指定しておく。
注意すべきは、すべての指輪が後から直せるわけではないという点です。リング全周に宝石が敷き詰められた「フルエタニティリング」や、特殊な硬度を持つ鍛造製法(たんぞうせいほう)、あるいはチタンやタンタルといった特殊金属は、構造上サイズ直しが一切できないか、高額な再作成費用が発生します。