現地を訪れた旅行者のリアルな声を調査すると、「息を呑むほど綺麗だったが、人が多すぎて写真に他人が写り込む」「立ち止まることすらできないほどの人混みで風情を感じられなかった」という混雑に対する戸惑いが散見されます。
竹林の小径は約400m続く一本道であり、道幅が約3〜5mと限られているため、日中は世界中からの観光客で過密状態に陥ります。静寂の中で竹が擦れ合う音(環境省・残したい日本の音風景100選)を体感するためには、訪問時間帯の戦略が不可欠です。
【時間帯別の混雑実態とおすすめ度】
- 早朝 7:00〜8:30(おすすめ度:★★★★★):人影はまばらで、朝露に濡れた竹林と透き通るような朝の光が差し込みます。無人の小径を撮影したい場合は、この時間帯の到着が必須です。
- 午前 9:00〜10:30(おすすめ度:★★★☆☆):近隣の野宮神社や天龍寺が開門し始め、ツアー客や修学旅行生が徐々に増えてきます。まだ歩行のストレスは少なめです。
- 日中 11:00〜16:00(おすすめ度:★☆☆☆☆):混雑のピーク。人力車や散策客で道が埋まり、自分のペースで歩くことが難しくなります。
- 夕方 17:00以降(おすすめ度:★★★☆☆):日没とともに人通りが急減します。ただし街灯が少なく足元が非常に暗くなるため、スマートフォンのライト等を持参の上、足元に注意してください。
竹林の小径自体の通り抜け所要時間は約15分〜20分です。ただし、野宮神社の参拝や、竹林の西端に隣接する大河内山荘庭園の鑑賞、天龍寺の北門からの境内散策を組み合わせた王道観光ルートを組む場合は、全体で約1.5時間〜2時間の所要時間を確保しておくとゆとりを持って巡ることができます。