報道各社の当時の取材データによると、王恭子さんの直接の死因となった病気は胃がんです。異変が見つかったのは逝去の数か月前とされており、発見時にはすでに病状が進行していたと伝えられています。東京都内の病院に入院し、懸命な治療と看護が続けられましたが、2001年12月1日午後、家族に見守られながら静かに息を引き取りました。
当時、王貞治氏は福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)の監督としてチームを指揮する多忙な日々にありました。シーズンオフの時期ではあったものの、遠征や球団業務の合間を縫って病院へ通い詰め、妻の手を握り続けたといいます。享年57というあまりにも早すぎる旅立ちに、球界関係者のみならず多くのファンが深い悲痛の声を寄せました。