教育相談の現場や手記・SNSに寄せられる保護者の告白には、説明会では決して明かされない生々しい現実が記されています。
「御三家落ちの併願校として偏差値だけで選んだ難関校。周りは東大・国公立医学部を目指すトップ層ばかりで、中2の夏に深海魚化。担任に相談しても『ご家庭の自学自習が足りない』と突き放され、子どもは完全に自信を喪失して自室に引きこもってしまった」(都内在住・私立男子校保護者の手記より)
また、私立中学のいじめ対応や評判に関しても注意が必要です。私立学校はブランドイメージの低下を極度に恐れるため、いじめが発生した際に隠蔽や矮小化を図るケースが散見されます。一方で、ネットの口コミ掲示板(インターエデュやYahoo!知恵袋、Googleマップのレビューなど)には、学校に不満を抱いて退学した一部の元保護者による極端な悪評や、塾関係者による意図的な書き込みが混在しています。
ネットの噂を鵜呑みにするのではなく、「私立中学の中途退学率(高校進学時に何名抜けているか)」を学校基本情報などの公式統計から確認することが極めて重要です。中学入学時の生徒数と高校卒業時の生徒数に大きな開きがある学校は、進度についていけずに肩たたき(他校への転出勧告)が行われている可能性を疑うべきです。