多くのトレーナーがポケモンGOのサカキ戦で勝てない理由として挙げるのが、「敵の攻撃力が高すぎる」という点です。しかし、ゲーム内の行動ルーチンを紐解くと、敗北には明確な3つの構造的原因が存在します。
第1の原因は、サカキが使用する「シールド2枚」を序盤に剥がしきれていないことです。サカキのAIは、プレイヤーが繰り出す最初の2回のスペシャルアタック(ゲージ技)に対して、技の種類に関わらず100%の確率でシールドを即座に使用します。そのため、ゲージ蓄積の遅い大技(例:はかいこうせん、ソーラービームなど)を選択していると、発動までにペルシアンの猛攻でこちらのHPが削り尽くされてしまいます。
第2の原因は、1枠目に出現するサカキのペルシアン対策の誤りです。ペルシアンの通常技(ノーマルアタック)には「ひっかく(ノーマル属性・高威力)」と「だましうち(あく属性・ゲージ増加優先)」の2種類が存在します。特に「ひっかく」を引いた場合、等倍以下の耐久力しかないポケモンは数秒で蒸発します。かくとうタイプやいわ・はがねタイプなど、明確な耐性を持たないポケモンを先発に出すことは敗北に直結します。
第3の原因にして最大の盲点が、GOロケット団特有の「AI硬直時間(ストップラグ)」の不使用です。サカキを含むシャドウバトルでは、以下の3つのタイミングで相手が約2秒〜2.5秒間、一切の攻撃を行わない無防備な状態になります。
- バトル開始直後、またはポケモンを交代した直後
- プレイヤーまたは相手がスペシャルアタックを発動した直後
- 相手のポケモンが倒れ、次のポケモンが場に出た直後
この仕様を知らずにただタップを連打しているだけでは、一方的にダメージを受け続けることになります。この硬直時間中にいかに通常技を叩き込み、ゲージを安全にチャージできるかが勝敗の決定打となります。