毎年オフシーズンの恒例行事となっているのが、つば九郎の年俸交渉だ。ヤクルト球団事務所でのシビアな交渉劇は、毎年スポーツ紙の1面を飾る。現状維持や微増、時にはヤクルト1000の飲み放題といったユニークな契約条件が提示されるが、ここでも「中の人」の生活感が垣間見える。
「代理人を立てる」「現状維持なら他球団への移籍も辞さない」といった、本物のプロ野球選手さながらの交渉姿勢。これは単なるパフォーマンスではなく、実際にそのキャラクターを動かし、ブランド価値を高めている「演者」への正当な評価をユーモラスに表現しているとも受け取れる。ファンはそこに、プロとしての意地と哀愁を感じ取るのだ。