美術館の本館鑑賞にとどまらず、屋外エリアや附帯施設にも五感を満たす多彩な体験が用意されています。
物語の世界が現実に息づく「トットちゃん広場」と電車の教室
敷地南側に広がるゾーンには、ちひろ美術館の館長を務める黒柳徹子氏の自伝的名作『窓ぎわのトットちゃん』の世界観を再現した空間が広がっています。最大の見どころは、かつてトモエ学園に実在した情景を蘇らせたトットちゃん広場の電車の教室です。1920年代製造の歴史的車両(モハ5700形など)を丹念に修復・設置した車両内には、当時の木製机や本棚が並び、訪問者は実際に足を踏み入れて電車の座席に腰掛けながら、物語の息吹を肌で体感できます。
四季の移ろいを肌で感じる「安曇野ちひろ公園」の散策路
美術館を取り囲む約35,000平方メートルに及ぶ安曇野ちひろ公園の見どころは、季節ごとに表情を変える豊かな植栽と清流です。春の菜の花、初夏の瑞々しい緑、秋の紅葉、そして冬の白銀と、どの季節に訪れても北アルプスを借景にした壮大なパノラマが楽しめます。段差の少ないバリアフリー設計となっているため、ベビーカーを押すファミリー層からシニア層まで安心して散策を楽しめる点も高く評価されています。
信州の恵みを味わう絵本カフェの厳選メニュー
館内の「絵本カフェ」では、安曇野の自然を望むウッドデッキテラスで心地よいカフェタイムを過ごせます。注目の安曇野ちひろ美術館のカフェメニューには、地元松川村産の鈴ひかり米を使った米粉スイーツや、近隣農園から仕入れる減農薬りんごジュース、信州産野菜をふんだんに使った季節のキッシュなど、身体に優しいオーガニックな逸品が揃っています。展示を鑑賞した後に、絵本を片手にお茶を楽しむ時間は格別です。
日常を彩るミュージアムショップの限定アイテム
併設されたショップでは、ちひろの代表作を精巧に再現したピエゾグラフ(高品質複製画)をはじめ、安曇野ちひろ美術館ミュージアムショップ限定グッズが多数展開されています。信州の工房とコラボレーションしたオリジナルの布製品やステーショナリー、季節限定のポストカードセットなど、旅の記憶を鮮やかに留めるギフトとして高い人気を誇ります。